サステナビリティマネジメント Sustainability Management
現代社会においては、気候変動や深刻化する社会・環境問題など、私たちを取り巻く課題はますます多様化・複雑化しています。そのような中、当社グループは長年にわたり、バス沿線地域を中心に生活に密着した事業を展開するとともに、時代のニーズに即したサービスの提供や事業を通じて社会・環境問題に貢献するなど、これまで地域社会と共に発展してきました。今後も、お客さまやパートナーとの共生・発展を念頭に、これまでの長い歴史の中で培ってきたノウハウを活かし、付加価値のあるサービスや商品を提供する企業活動を通じて、地域が抱える社会課題の解決に貢献することで、「持続可能な社会の実現」と当社グループの「持続的な企業価値の向上」を目指してまいります。
サステナビリティ基本方針
私たちは、グループ経営理念のもと、安全・安心なサービス・商品を提供することを通じて、環境負荷の低減や社会課題の解決など地域に新しい価値を創造し、「持続可能な社会の実現」と「持続的な企業価値の向上」を目指します。
サステナビリティ推進体制
サステナビリティ施策をグループ全社で推進していく組織として、「リスクマネジメント委員会」の中に「サステナビリティ分科会」を設置しました。各部署から集めたメンバーで議論した内容や施策を、担当役員や社外取締役とも意見交換できるような体制とし、全社横断的に推進してまいります。
マテリアリティ
持続可能な開発目標(SDGs)の達成や、ステークホルダーなどからのサステナビリティに対する期待が高まっているなかで、現代の企業経営においては、サステナビリティへの取り組みが持続的成長の鍵となっております。そのような中で、神奈中グループが企業活動を通じてサステナビリティに取り組むにあたり、優先的に取り組むべき5つのマテリアリティ(重要課題)を特定しました。
マテリアリティ特定プロセス
マテリアリティ
マテリアリティに関連する主な取り組み・KPI
イニシアティブへの参画
TCFD(気候関連財務情報開示タスクフォース)
TCFDは、金融安定理事会(FSB)によって設立された民間主導のタスクフォースで、気候変動に関する情報開示の拡充を企業に求めています。当社は、2022年6月にTCFDへの賛同を表明し、これに基づく情報開示を行いました。今後も TCFD の枠組みに沿って、気候変動が当社グループの事業に影響を及ぼすリスク・機会の分析を進め、経営戦略に反映するとともに、気候変動に係る課題に適切に対応し、環境保全に向けた取り組みを進めてまいります。
気候変動への対応SDGs(Sustainable Development Goals:持続可能な開発目標)
SDGs(持続可能な開発目標)とは、2015年9月の国連サミットで採択された2030アジェンダに記載された2030年までの国際目標です。17のゴールとより具体的な目標である169のターゲットから構成され、地球上の誰一人として取り残さない(leave no one behind)ことを誓っています。
神奈中グループでは、さまざまな事業を通じてSDGsに掲げられる社会課題の解決に向けた取り組みを推進してまいります。